Guest's Gallery

 撮影教室生徒さん達のカメラで撮影した作品です

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無題

2016_05_23_S

 

東京都のSさんの作品(SONY α7 II ILCE-7M2)

 

月明かりの中での星景ですね!

 

昼間のようにも見えますが
右上の明るい木星やその右下に
獅子座のレグルスなどしっかり写っています。
この日は満月翌日で月明かりは避けられない状態でしたが
上手に露出をコントロールして撮られていると思います。

 

またこの写真自体は水平が取れていませんが
星と景色を収める星景写真の場合
手持ちのレンズによっては水平を取ると
どうしても入れたい対象が全部入りきらない事が良くあります。

 

きちっと水平を撮って撮影する事は基本ですが
水平を無視することで対象物を入れる事ができ、
かつ浮遊感のある写真になります。
宇宙に浮かぶ島波照間ならではの画が撮れるかも知れません!

 

水平をはずした写真はバランスがとても難しいので
すべてが良い感じになるわけではありませんが
個人的には好きな構図です。

 

もし機会があれば月のない時にも
また是非撮影してみて下さい!

 

 

無題

2016_05_14_M

 

滋賀県のMさんの作品(Nikon D750)

 

観測タワーと天の川ですね。

 

5月中旬の日付が変わって朝方前の天の川ですが
ほぼまっすぐに伸びる天の川を14mmの超広角でおさめていますね。

 

ダイナミックなそして幻想的な仕上がりになっています。
ときおり雲が流れてきては星を隠す様な天候だったと思いますが
西に傾いていく星や明るんでくる東の空にも焦らずに
良いタイミングで撮られたと思います。

 

いつも同じように様に見える風景や星も
同じ波は二度と来ないのと同じで
同じタイミングで撮影できることは二度とありませんからね!

 

 

日食

2016_03_09_p

島在住のM.Nさんの作品(オリンパス・ペン Lite E-PL1)

 

2016年3月9日の部分日食です。

 

雲多い中、ミラーレンズを使っての撮影だそうです。
波照間ではこのくらい太陽が欠けていました!

 

実はこの後、北の空から雨雲が来て雨になってしまったので
実に良いタイミングで撮られたと思います。
雲の厚さで露出も変わりますからね。

 

次は2019年に二回、
年始と年末、1月と12月に部分日食が見られますよ!

 

 

月明かりの中の星空

2015_05_10_001_Y.S

2015_05_10_002_Y.S

 

東京都のY.Sさんの作品(PENTAX K-5 II s)

 

天の川撮影後、月の出を見てからの撮影ですね。

 

星の撮影には基本お月様は邪魔者になってしまいますが
月の明かりを利用した撮影と言うのもあります。
月の明かりは非常に明るく星が写りにくくなる半面
景色をくっきり映し出せると言う利点もあります。
極端に撮れば昼間のように景色は写せます。
強力なLEDライトなどで背景を照らす方法などもありますが
光量の調整を少しでも見誤ると
どうしても不自然な感じになってしまいます。

 

上の二つの作品は月が昇って来た東向きよりの逆光の画と
月を背に受ける様なかたちの西の空、順光気味の画で、
単純に撮影場所の違いだけでなく、
月を光源、照明として捉えると性格の異なる画になっていますね。

 

この時は月齢が20~21歳程でだいぶ明るかったですが
月齢によってイメージに近い露出が得られると
月のある日も月があるからこそ撮れる画も出てきますので
これまたとても楽しいと思います。

 

次回また新機種を持ってこられるとの事で
来島楽しみにしております!

 

 

南十字座

2015_04_14_M.N

 

島在住のM.Nさんの作品(OLYMPUS XZ-2)

 

2015年4月14日の南十字座ですね。
4つ写すのは撮影技術だけでなく、やはり運も必要。

 

今回は一眼レフでなくコンデジでの撮影ですが
最近のコンデジは非常に高性能なので簡単に星が撮れます。
最近と言ってもこのXZ-2は2012年10月発売のモデル。

 

ここぞと言う時や大きく印刷する目的など
画質を求める撮影であれば一眼カメラにはかないませんが
すばやく気軽に簡単に星が撮れるのはコンデジの良い所。

 

こう言う上手な使い分けが出来るとまた撮影も楽しいです。